2017年12月16日土曜日

来年度 日仏交流コーディネーター応募受付中!!!

フランスに興味がある、フランスで働いてみたい。
日本のことを海外へ広めたい。と思っている兵庫県民のみなさん!

ただいま兵庫県国際交流協会(HIA)では、
平成30年度日仏交流コーディネーターの応募受付中でございます!
 
 応募締め切りは12月25日(月)午後5時必着です。

HIAってどんな場所?
コーディネーターと言うけれど、どんなことするの?
という疑問が絶対あると思います!
そんな方は、ぜひ協会のホームページをご覧になってみてください!


1. HIAトップページ
→http://www.hyogo-ip.or.jp/

2. コーディネーターの応募条件やセーヌ・エ・マルヌ県との交流事業について
→ http://www.hyogo-ip.or.jp/assistance/cooperation/exchange03/

日仏交流コーディネーターになると、2年間事業に関わることになります。
フランスへの派遣1年間と、前後半年ずつのHIAでの勤務という流れです。
渡仏前に技術とメンタルの準備をする機会をもらい、帰ってきたら派遣で得た経験を兵庫県へフィードバックします。

URL2. のページからは、歴代日仏交流コーディネーターおよび日本文化教師(コーディネーターの旧称)による渡仏中に書かれたブログへのアクセスもできます。
ブログはどの年も、コーディネーターの活動内容や、フランス文化の面白い発見などがふんだんに書かれております。
セーヌ・エ・マルヌ県がどんな場所かも分かります♪
読み始めると止まらなくなってしまいます、お時間にはご注意を!笑
(私もどんどん投稿していきます!)


おおよその業務内容は決まっているものの、毎年やることが同じという訳ではありません。
また私は、過去のブログを見たり先輩コーディネーターと会う機会があったとき、派遣されるコーディネーターは毎年まったく違うキャラと目標を持っているなと、感じました。
そしてその個性が活かせる仕事だと思います!

2年間の経験が人生でも大きな出来事になるのは間違いないです。
興味がある、募集条件に合ってる!という方、ぜひ応募お待ちしております!
新しい一歩になるはずです😊

2017年12月10日日曜日

ジョニー・アリディ

という歌手をご存じでしょうか?
フランスのエルビス・プレスリーとも言われ、フランスだけでなく世界でも人気を誇った大御所歌手です。
同僚は「フランスのマイケル・ジャクソン」とまで言っていました。
(日本だと郷ひろみのようなキャラ…?)

先週12月8日の早朝に、そのジョニー・アリディが74歳で亡くなりました。
いまフランス全体が悲しみに沈んでいるようです。
私は名前を何度か聞いたことがあるほどだったのですが(なぜか女性歌手だと思ってたほど無知でしたが…)、普段あまり音楽の話をしない同僚や友達(どちらも若い女性)から立て続けに「ジョニー・アリディが亡くなってショックだ」という話を聞き、すごい人だったのだなと実感します。
ラジオを聴いていても、ニュース番組にも関わらず、亡くなった日から今日までずっとジョニー・アリディの話題しか流れてきません。

大スターが亡くなるときは、悲しい気持ちと一緒に、いなくなるのが「変」という気持ちが起こると、同僚がしみじみ話してくれました。これには何だか共感しました。

とにかく、これからフランスの人に会う予定のある方はジョニー・アリディが良い話題になると思います!
いま多くの国民は、頭の中がジョニー・アリディでいっぱいのようなので。。
ご冥福を祈りながら。

 
お店でも入口の棚がアリディ特集に。
50年間も歌い続けた人なので、CDがずらりと並ぶ棚も存在感があります。


2017年12月4日月曜日

ヨーロッパ探訪その1:エディンバラ

(1か月前ですが)10月下旬から11月上旬、フランスの学校では2週間ほど秋休みがありました。
これは11月1日の諸聖人の祝日「トゥッサン(Toussaint)」に合わせたものです。
私も1日の祝日と週末を使って、最初のヨーロッパ旅行に行ってきました!

兵庫県はパリに海外事務所を構えており、そこからヨーロッパ地域と兵庫県との交流事業を展開しています。ということで、私も(旅行ながら)1年間の派遣期間の中で、できるだけいろんな場所の文化を学んで、ここに書きたいと思っています。

第1弾は、スコットランドのエディンバラへ!
この街へは、ちょうどスコットランドに留学していた高校時代の親友に会いに行きました。
北のちょっと暗いイメージを持っていましたが、、実際行くと、また何度も来たいと思うほど素敵な街でした。

まずはスコットランドについて。
スコットランドといえば、羊、ウイスキー、タータン・チェックのマフラーやキルト(男性が履くスカートみたいな民族衣装)、バグパイプ、などで有名です。

 あちらこちらの白い点々が羊です(スターリング城から)。
電車の移動時などにも、野原にいるのが見えました。

パブ、リカーショップもたくさんありますが、試飲ができるウイスキー博物館もスコットランド各地にあります。
世界のウイスキー約3000種類とともに。。


タータンは、日本ではファッションパターンの1つのとして人気ですが、本場スコットランドでは家系(名字)によって異なる柄と色が決まっています。日本で言えば家紋のようなものですね。
家ごとに違うほどなので、お店には本当にさまざまな種類のタータン製品があり、見ているだけでわくわくします。

スコットランドの名物料理。ハギスという肉料理が有名です。これは説明を細かくすればするほど「美味しくなさそう」とすでに言われてしまったので、簡単に「羊肉のハンバーグのような物」と表しておきます。とても美味しかったです。

 
見た目もちょっと…と言う感じですが、左下のミンチのような物がハギスです。
ゲストハウスのおじさんによる手料理の朝ごはん。私はこれが大好きで毎朝楽しみでした。
左の真っ黒は、イギリス名物ブラックプディングです。




さて、ここからエジンバラ巡り。
 エジンバラタウンは峡谷の谷間に沿って走る電車の線路を境に、南のオールドタウンと北のニュータウンに分かれています。
2タウン合わせて、街自体が世界遺産に登録されています!

 <ニュータウン>
 
料理も美味しいパブ街や、アトリエが並ぶ通りなどがあります。
ニュータウンと言っても18~19世紀頃の都市計画によってつくられたので、やはり歴史ある石造りの素敵な街です。
 
 ニュータウン側には、街のあちこちから見えて目印にもなる(ウォルター・)スコット記念塔があります。
 
 
 
<オールドタウン>
特に観光客が集まるのが、オールドタウンのメイン通りであるロイヤル・マイルです。
ほとんど歩行者天国のようになっていて、タータンなどカシミヤ製品の老舗が並ぶ通りをゆっくり歩けます。
 
 
ロイヤル・マイルではもう必ず誰かがバグパイプを演奏していて、通りのBGMになっています♪
この伝統衣装キルトを履いて街を闊歩する熟年男性(たぶん偉い方)も良く見かけ、以前は「スカート!」とこっそり笑ってしまいましたが、だんだん見慣れてかっこ良くさえ見えてくる?
 
 
エジンバラは『ハリー・ポッター』の作者J.K.ローリングが在住しています。
執筆時にずっと通っていたというカフェがあり、
ちゃっかり観光地になっています。
 
 
<エジンバラ城>
エジンバラの顔。
このお城は、大きくてごつごつした岩山の上に立ち城内へ入る入口が1つしかないため、難攻不落の要塞と言われていたそうです。
歴史的には紀元後初期にはすでに、ここに鉄器時代の要塞があったそうです!
以降常に途切れることなく人が住み続け、王国になってからも数々の国王、王女が改築を重ねてきました。壮大です。
 
エジンバラ城


 


お城への唯一の入口。上の旗(なびいてないですが)はスコットランド国旗とイギリス国旗です。
門の両脇にはスコットランド独立のために戦った2人の英雄の像が立っています。
 
エジンバラ城では見どころがたくさんあるのですが、1つ挙げると、毎日午後1時を知らせるために放たれる空砲「ワン・オクロック・ガン」が有名です。
今ほど時計が正確ではなかった19世紀に、何kmも離れた海で航行中の船に時刻を知らせるために導入されたそうです。
海まで届くために音は相当な大きさで、身構えていなかった人が「うわ!」とか「きゃ!」とか声を挙げるほどでした。
 
 ワン・オクロック・ガンを見るために集まった人々でぎっしりに。これは発射直後で、兵士さんが空砲を撃ったたはずなのですが…やっと写せたときにはもう去っていました。
 
 

旅行をした時期は、「またや!」とつっこんでしまうほど多くのフランス人旅行者がここに休暇を過ごしに来ていました(私も同じですが)。
でもエジンバラでは、周辺国フランスをあまり良く言わない人にも何人か出会いました。
隣国を良く思わない傾向は、やっぱりどの地域でも少しずつあるんでしょうか。。
スコットランド人は独立心が昔からとても強くて、特に民族意識が高いようです。
イングランドに対しても敵対心をもっていて、「イギリス人」と呼ばれることも嫌っていたりすると聞きました(旅の間は気をつけて、「Scottish!」と言うようにしてみました)。 
 
それでも、とにかく街の人はみんな優しかったです。
パブのお兄さんは「X Japan! Baby Metal!」と日本の好きなミュージシャンをひとしきり挙げて歓迎してくれました!
 
 
 


2017年12月3日日曜日

オバマさんがパリに

昨日の晩、オバマ前アメリカ大統領がパリにやって来ました。
今日12月2日のお昼にフランスのマクロン大統領と昼食をとり、前フランス大統領のオランド氏や現パリ市長にも会ったようです。

いま世界中で深刻な問題がたくさんある中、ニュースではとんと聞かなくなったオバマ前大統領の名前を耳にすると、何だか安心する人はたくさんいるのではないでしょうか。

今回の訪問のメインはパリのとあるラジオ局への訪問?だったらしく、各要人との面談もプライベートだったようですが、、
今年11月にはバタクラン劇場などで起こった悲しいテロ事件から2年が経ったパリで、この機会に平和や前向きな未来についてたくさんマクロンさんと話し合っていればいいなと思いました。
オバマ前大統領は5月のフランス大統領選でマクロン氏を支持していましたね。

ちなみにオバマさんが到着した昨日の晩、私も同じパリ8区にいました。
ひょっとしたら数十メートルの距離にオバマさんがいた?と想像すると、ドキドキが止まりません…


(凱旋門も8区にあります。)

無事に帰国しました

ご報告がとても遅くなりましたが、10月の初めに1年間の派遣生活を終え日本へ帰ってきました。 日仏交流コーディネーターとしてセーヌ・エ・マルヌ県に派遣され、仕事でも私生活でも、簡単にはできないような体験を幾つもさせてもらうことができました。県内の複数の教育機関での日本文化紹介や...