フランスの食事と言えば、これ!と思い浮かぶこの3つ、フランスに来て、本当に欠かせないのだなあとよく感じます。
まず、「フランス人はワインを水のように飲む」とよく聞きます。
もちろんフランス人でも全員が好きという訳ではないようですが、やはり当たり前のようにワインが登場し、食事のお供に瓶がみるみる空くのを見て驚きます。
それから日本と比べて驚くのは、仕事の合間にも飲んでしまうことです。
先日、所属しているSMD(セーヌ・エ・マルヌ県経済振興公社)の全スタッフでの昼食会がありました。
フランスでは職場の歓迎会や送別会、パーティーなどは夜ではなく昼に行うのが普通なのですが、この日も皆でレストランへ行き、まずは飲み物をと注文を取りに来た店員さんに、ほとんど全員がワインで「はーい」と手を挙げていました。
SMD1番のお偉いさんもワインをおともに陽気に話していました。
しかしなんと食事会の後は会議があるからと、大半の人がぴしっと切り替えて職場に戻っていきました。強いです。
つぎにパン(=バゲット)は、レストランでも家の食事でも、まず初めに必ず出てきます。
料理ができるまでのおつまみという感じですが、そのまま食事に入っても食べ続けます。
レストランではパスタやピザを頼んだときにもお構いなく持ってきてくれます。以前「関西人はうどんと炊き込みご飯、ラーメンとチャーハンて、炭水化物×2で食べるのがあり得ない」と言っていた東京出身のフランス文学の先輩に、これはどうかとちょっと聞いてみたいところです。
美味しくて他に何もなくても飽きずに食べられるので、いつも手が止まりません。
それから日本では高くて手を出しにくいチーズも、こちらではとても気軽に買うことができます。
フランスパンと一緒に食べるととにかく美味しく、やっぱり自然とワインに手がのびてしまいます。
以前、日本に住んでいるフランス人の友達が「チーズはフランスのソウルフードで、日本人にとっての納豆みたいなものなんや。匂いの臭いチーズが本当においしいねん」と教えてくれました。(私は納豆を愛しているので、そうか!と深く納得しました。)
農業大国フランスの3点セット、やっぱり土地の食べ物はとても合うように出来ているのだなと思います。
今日(11月16日)はボジョレーヌーヴォー解禁日だったので、ワインにつなげて書いてみました。
フランスでは祝う人は祝うという感じらしく、事務所の同僚アメリはお隣のあばさんがボジョレーを祝うのが好きだから呼ばれると言っていました。
日本でもこの日にワインをたくさん売り出していますよね!
でも解禁日に日本で完璧にワインが用意されてるなんて、考えたらおかしい…
日本に出回るのは実は去年のワインだったりするようです、でもおいしければ何でもいいですね!
検索してみたら「ボジョパ」なんてイベントもあったみたいです。。。🍷
2017年11月17日金曜日
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