2018年4月10日火曜日

フランスパンのこと

バゲット(フランスパン)はフランス人にとって食事に欠かせない主食です。
フランスといえばフランスパン!というイメージは強いですが、それにしても驚くほどパン屋がたくさんあります(多分日本のコンビニ数を軽く凌いでいる)。
またサンドイッチ1個の値段が4,8ユーロほど(約650円)なのに対し、バゲット1本は0.9ユーロほど(約120円)で買えます。これを皆買って帰り、食卓にはほぼ必ず並びます。

その手軽さもまた格別です!
よく日本の友人から「フランス人はバゲットをそのまま手に持って歩くって聞いたけど本当?」と聞かれましたが、本当でした。
長いバゲットの真ん中に一枚紙をペラッと巻いて、それを脇に抱えて帰るおじさん、道を歩きながらもうつまみ食いをしだすお兄さん、電車の中では荷物軽減のためリュックにバゲットを押し込む人、またはリュックからバゲットとナイフを取り出し、良いサイズに切って食べだす人(これは私が学生の時フランス人の先生が阪急電車でやったことです…)など…

さらに、70㎝くらいあるバゲット、1人ではとても一気に食べきれませんが、、下宿生活のフランス人学生などは買って帰るとまず切り分けて冷凍庫に保存するとも聞きました。
私もこれを試してみています。
ただ、冷凍でも1週間以上経つと元の柔らかさはだいぶ消えてしまいます。
数年前の日本文化教師コーディネーターさんのブログで、「フランスパンはナマモノです。」というタイトルがありましたが、確かにみるみる乾燥してしまいます。
やはり焼きたて買いたてのバゲットが最高です。。

あっと言う間に半分が過ぎた派遣期間、あと半年の間に少しでも多く本場のバゲットを堪能しようと思います。

少なくとも週に一度は同僚と買いに行く、某パン屋さんの絶品サラダ
これを買うと必ずバゲットの切れ端を付けてくれます。

ちなみに、日本の主食であるお米も、今やフランスのスーパーでも買えてしまいます。
ちょっと高いですが、お寿司も驚くほどの普及率で、多くのスーパーには日本のようにパックのお寿司コーナー(ネタは90%サーモン)があり、駅のスタンドショップでもSUSHIという看板をよく目にします。
これはベルギーのとある駅の改札横にあったスシショップ。
フランスでもこんな感じで気軽に売っています。

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