訪問するのは4,5年生の合同クラスです。
彼らは兵庫県の小学校と毎年交流をしていて、4月までの訪問では主にビデオレターを撮ったり届いたビデオを鑑賞していました。
ビデオレターでは、お互い初めに送った質問への答え(どんな教科があるか、休み時間は
何をして遊ぶか、お互いの国にはどんな行事があるか、など)、それから学校紹介をし合いました。
クラスの生徒達が最も衝撃を受けていたのは、日本の学校にプールがあることです。
フランスの学校にはこれがなく、水泳の授業では皆で近くの市民プールへ行きます。そのため、1年中水泳の授業があるというのが、逆に日本人には驚きです!
また3月には兵庫県立大学のインターンシップ生2名が一緒に訪問し、折り紙で手裏剣をつくりました。
いつもより若いお姉さん達が2人もやってきて、皆大はしゃぎでした…
そして、今回は自分の紹介したいことを準備していく初めての機会でした!
何をしようか迷いながら決めたのは、日本で誰もが知る昔ばなし「桃太郎」の紙芝居。
フランスには紙芝居がなく、絵本を見せながら読み聞かせるのが普通です。
そのため、紙芝居をカバンから出して見せただけで「うわーすごいね!」と声が上がりました。
読み進めてページをめくると、絵に見入ってまた歓声を上げてくれます。
この反応に私もとても嬉しくなり、朗読にもちょっと力が入りました。
紙芝居の後は、(日本の某100均で見つけた)桃太郎イラスト折り紙を配りました。
5種類のデザインをランダムで配ると案の上、「ピンクがいい!」「あの子の柄がcool!」と大騒ぎでしたが、ご近所同士で仲よく交換してもらいました。
折り紙で今回つくったのは、桃太郎とは関係ないカエルです。
「もうすぐ6月!6月は日本では梅雨という雨の時期です!」と紹介して、あじさいの塗り絵とともに今回のアトリエにしました。
3月の手裏剣に比べると手順も簡単みんな苦労せずに完成し、ぴょんぴょんはねるカエルだったので作ったあとはカエル飛ばし大会になりました。
フランスの学校は6月で年度末を迎え長い夏休みに入るため、早くも訪問回数はあと1回で終わってしまいます。
次の訪問も待ち遠しそうにしてくれたので、あと1回、皆が楽しめる訪問にできたらなと思います。
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