ビルバオはバスク最大の都市です。
80年代には産業・工業で発展しましたが、今は観光地としても有名になってきています。
薄緑の地域がバスク地方、右上はフランスです。
パリから飛行機で1時間半ほど。
バスクの旗
バスク地方の街というと、行ってみるまで想像ができませんでしたが、ビルバオの街並みはこんな感じでした。
川に沿って、驚くほどぴしっと並んだアパート群
特に旧市街の特徴で、印象に残りました。
旧市街では一つ一つの建物がどれも素敵な色に塗装されて、街全体がカラフルです。
新市街の中心にあるモユア広場は大きな噴水がシンボルで、憩いの場になっています。
私自身も行く前は名前も知らなかった街ですが、いくつか有名な場所をご紹介します。
<グッゲンハイム美術館>
ビルバオには、NYにあるグッゲンハイム美術館の分館があります。美術館は船の形をしています。空港からバスに乗り、市内に入った瞬間に見えるこの建物のデザインには圧倒されました。 (良い写真は撮れませんでしたが…)
左が美術館。その横には、『ハリー・ポッター』に出てきそうなクモのオブジェが。
ルイーズ・ブルジョワというパリ出身の彫刻家による作品で、グッゲンハイム美術館のシンボルです。
かなりリアルなこのクモは世界中に9匹いるらしく、日本なら六本木で見ることができます。
全部制覇するときっと楽しいですね!
何の動物に見えますか?
私は猫だと答えましたが、正解は犬みたいです。
この花のオブジェは、当初展覧会用に臨時で登場したものでしたが、市民の強い要望により美術館のもう一つのシンボルとして残されました。
<ビスカヤ橋>
ビルバオのすぐ近くにあるゲチョという街には、世界遺産の橋がありました!
ビスカヤ橋はエッフェル塔を建てたエッフェルの弟子であるアルベルト・デ・パラシオによって1893年に建設されました。
橋桁は水面から45mのところにあり、ここからワイヤーで吊られたケーブルカーに乗って向こう岸まで移動することができます。
橋桁がこんなに高い所にある理由は、大型船が川を遡って工業都市ビルバオまで行くためだったそうです。
ケーブルカーは車も乗せます。
運搬橋は世界各地にありますが、このビスカヤ橋が世界初だそうです。
なんと、水面から50mの高さにある橋桁は板一枚のみ。
下を見ると水面や運搬ケーブルが見えます。
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