2018年5月18日金曜日

パリのテロ

先週末、パリのオペラ座近くでテロ事件がありました。
現場は日本人街のすぐそばで、兵庫県の海外事務所がある場所からもたった3分ほどの所でした。私も事務所訪問時はいつも通る辺りです。

フランスは移民が本当に多い国で、特にパリ都市圏では外を歩けばアフリカ系・アラブ系の人も常に目にするほどです。
私が普段利用している鉄道のRER A線では、気づくと周りに座っているのは全員アフリカ人、という時もよくあります。
2年前のパリ同時多発テロでは、一時イスラムの人たちを差別しようとする動きがパリでも起こってしまいましたが、それが正しい行動でないのはもちろんのこと、そんなことをしても無駄なほどイスラム系のフランス人も多く生活を送っています。

今はカンヌ映画祭の真っ只中ですし、今週はリヨンでサッカーのヨーロッパリーグ決勝がありました(当日のニュース番組は朝からこれでもちきりでした)。これから夏に向かってフランス各地でどんどんイベントが増えますが、この盛り上がりと同時に、テロ警戒の対策についての報道は常にあります。悲しい事件がとにかく出来ればこれ以上無いようにと願います。

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